キャリア形成促進助成金
制度導入コース
企業内で人材を育成・活用していく為には、個人が主体的にキャリア形成を図っていくことができる体制・環境整備が必要です。しかしながら、費用負担等の問題から中小企業を中心にそれら環境の整備が困難で支援が求められています。
このため、従業員の職業能力評価等のキャリア形成を促進する制度の導入・適用(実施)を推進するため、以下の制度コース(①~⑥)を創設し、事業主を支援していきます。
① 教育訓練・職業能力評価制度
従業員に対する教育訓練または職業能力評価を、ジョブ・カードを活用し計画的に行う制度を導入し、実施した場合に助成が受けられるコースです。
② セルフ・キャリアドック制度
従業員に対するジョブ・カードを活用した「セルフ・キャリアドック制度」を導入(※)し、実施した場合に助成が受けられるコースです。
(※)キャリアコンサルタント(国家資格取得者)により実施、就業規則等への定め等が必要。
③ 技能検定合格報奨金制度
従業員に対して、技能検定受検の際の費用負担軽減や報奨金の支給に係る内容の技能検定合格報奨金制度を導入し、実施した場合に助成が受けられるコースです。
④ 教育訓練休暇等制度
従業員に対して、教育訓練休暇制度または教育訓練短時間勤務制度を導入し、実施した場合に助成が受けられるコースです。対象となる休暇等制度は以下の助成対象制度を導入し、実施した場合となります。
休暇等の種類助成対象制度 |
助成対象制度 |
教育訓練休暇(有給) |
5年に5日以上、かつ、1年間に5日以上の取得が可能 |
教育訓練短時間勤務制度(有給) |
5年に40時間以上、かつ、1年間に40時間以上の取得が可能 |
教育訓練休暇(無給) |
5年に10日以上、かつ、1年間に10日以上の取得が可能 |
教育訓練短時間勤務制度(無給) |
5年に80時間以上、かつ、1年間に80時間以上の取得が可能 |